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    セミの哲学〜ニューパラダイム

    2011.10.15 Saturday

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      <セミの哲学〜ニューパラダイム>

      「早く散歩に行こう!今日もゴミ拾い手伝うよ。ワンワン」…いつものようにミミちゃん(柴犬)のかけ声で、早朝の「ゴミ拾い散歩」へ出発。この日は幸運にも、セミが羽化して大空へ飛び立つ準備(したく)をしている姿に出合いました。セミは自分の身を守るため、夜に幼虫のまま木に登り、明け方成虫になって飛び立つそうです。ミミちゃんは「これなんだ?」と首をかしげ、不思議そうな顔でセミをじっと見つめています。

      わたしはそこで、ふと17年前(53歳)のことを思い出しました。アパレルと飲食事業に失敗し、再起の途中、生活を維持するために午前3時30分ごろから起きて、旬工房のパンや総菜を配る仕事をしていました。あたりはまだ暗く、夜行性の動物が活動する漆黒の闇と、ひと気のない静けさにつつまれながら懸命に働きました。 
      だけど、わたしは決して落ち込んだり、暗い気持ちで仕事をしていたわけではありません。
      The days of smile and dream…理屈っぽいけど根は楽天家、ロマンチストでもあるんですよ。
      きれいな星空を見上げながら一人だけの静寂を楽しみ、夜が明けていく清々しい朝の気配が大好きでした。

      その時、なぜかセミのことを考えていました。一般的にセミは暗い土の中で幼虫のまま7〜8年暮らし、土の上で成虫になって1週間しか生きられない可哀想な小動物…と思われているようです。人間が勝手に狭い考え方で決めこんでいるのではないでしょうか。わたし自身、夜が明けやらぬ真っ暗な中で楽しく動き回っているように、もしかしたらセミの幼虫も暗い土の中で静かに物思いにふけったり、遊びながら楽しく生活したり、人生を満喫しているかもしれないという思いがふくらんできました。これこそ「ニューパラダイムだ!」まさに「セミの哲学」ではなかろうか…と閃いたのです。考え方しだいで物事を広く、深く見つめることができるし、こんな楽しい発想もできるんだ。よし、わたしも頑張ろう!…小さなセミの一生から「生きる知恵と勇気」をいただきました。なんとありがたいことでしょう。

      ミミちゃんと一緒に「ゴミ拾い散歩」をしていると、自然界の生命(いのち)の営みにさまざまなことを教わったり、助けられたり、自分の生き方を重ね合わせたり。退屈しないでおもしろく人生を歩いていける。そんな気がしてなりません。ミミちゃん、これからも仲良く楽しく「ゴミ拾い散歩」を続けようね。
      …さて、そろそろ「こうすけ爺さんの自然工房」へ帰ろうか。

      「土の中 自分の生命(いのち)を 育ます セミに見習う 人の生き方」(こうすけ)

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